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黒曜石のように輝く漆黒で、どっしりした大型の管玉に、赤茶の螺旋紋を巻き、細幅で微かな引っ掻き紋を施した1C-4C頃のローマン・ビーズです。
漆黒の胎は、巻き製法でがっちりし幾重もの巻き跡を残し、約3-4㍉と厚い孔周りに付着したパティナの間や孔周りの黒ガラスには、金色の輝く銀化彩色が見られ、側面の漆黒や赤茶ガラスでも気泡跡の小さな孔の多くが、銀色や金色に輝きます(部分画像、表示困難ですが)。
胎側面に、赤茶ガラスが約1㍉の厚さで螺旋紋が5-6回巻きで貼られ、漆黒ガラスは螺旋紋の上4回めまで輝き、その下では気泡崩れの孔などでざらつきますが、小さなカケ部分は輝き、艶のあるガラスです。他方、赤茶ガラスは小さな気泡で、ざらつき感が強く低い温度での製造です。
赤茶の引っ掻き紋(逆には掻き揚げ紋)11ほどが細く浅くくるりと胎に施され、地の漆黒は、溶解温度の低下か原料のため粘着力が強く引っ掻き紋の端を僅かに膨らませます(1-8枚め)。
Bead Timeline掲載の、縞瑪瑙を模した前100年頃の管玉では、引っ掻き紋は、5-6回巻きではっきりと施され、後400年頃の細長管玉でも、巻き数が増え紋ははっきりと残り、900年頃には、はイスラムの2つの代表的紋様の1つとなり、本品ような細く浅い、初々しい引っ掻き紋と異なります。
ローマン期に、黒ガラス容器は、帝国全土、とくに西側では30-80年頃、北西側では200年頃に人気となり、地中海南東部に限り4C-5Cにも制作され、黒ガラス製のバングルやビーズは、2C後半から帝国全域に出現し、5Cには西側で徐々に姿を消しましたが、本品のような黒い胎に不透明ガラスの筋(線)紋ビーズは6C半ばまで、東側のビザンツ帝国では4-8C頃まで使用されました。
2C半ばには黒ガラスは、シリア・レバノン地域ではナトロン・ガラスに着色剤マンガンを混入させ、他地域では、植物灰ガラスに砂に含まれる鉄分を利用し製造しました。赤ガラスは、還元状態下で10%以下の銅と鮮やかさに鉛が用いられ、4 -5 Cやその後も製造されましたが、希少色のままでした。
本品は、希少色の赤ガラスと、2C後半出現後、ビーズに限り6C後半まで使用された黒ガラスの新潮流を凝縮し、初々しい引っ掻き紋と銀化彩色が美しいビーズです。
サイズ:高さ約24㍉、幅約11㍉ 穴径約5㍉
| 商品の状態 | 目立った傷や汚れなし","subname":"細かな使用感・傷・汚れはあるが、目立たない |
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